宇都宮けんじは11日午後、都庁で記者会見し、都知事選の立候補を表明しました。「今度こそ都民のための都政、クリーンな都政を実現するため立候補を決意しました」と語りました。「3度目の挑戦ですが、今回の方が都政を変えたいという気持ちが強くなっている。全力で戦いたい」と強調しました。
会見で宇都宮は目玉政策として
@くらし福祉の増進
A直下型地震対策の抜本強化
B平和と憲法を守る、の3つを掲げました。
@については、保育所の待機児童解消、小中学校の給食無償化、高校授業料の無料化、都の教育機関の授業料半減、都独自の給付型奨学金創設、最低賃金1500円の実現を目指す、特養の待機者を減らす、などの具体策を挙げました。それらを盛り込んだ政策集「東京変革2016 1361万人の生活を、守りぬく。宇都宮けんじの希望の政策・7」を配布しました。
質疑応答では「ばらまき批判が出るのでは」という質問に対し、宇都宮は「都は余裕財源として基金を3兆数千億円貯めている。そのうち1兆円くらいは福祉に使っても問題ない。それと別に600億円の福祉基金もある。これは直ちに使うことができる」と答えました。
「別の野党統一候補が決まったらどうするか」との質問には、「その方と公開の場で話したい。前回もこちらから働き掛けたが実現しなかった。真摯に議論したい」と述べました。
東京変革2016 1361万人の生活を、守りぬく。宇都宮けんじの希望の政策・7」
→ http://utsu-ken.seesaa.net/article/439916563.html
→ http://utsunomiyakenji.com/pdf/20160710TokyoHenkaku2016_seisaku.pdf